笑う門には福

2009/08/26

プロ野球

日本文理
みなさん甲子園の決勝見ましたか?
私はもちろん見たんですけどね。

いや~~~日本文理惜しかった!
中京大中京強かった!

日本文理の失点は、なんだかもったいないのが続いてたね。ついてないヒットが続いたり、内野手が浮き足立ってエラーしたりさ。
8-2になったときはもう諦めたよ。それまで失点の少ない均衡を保っていただけに、もう追いつけないだろうと。
その後お互いに2点ずつを加点して、「あの」最終回になるわけだが。
日本文理の精神力は半端じゃない。あの最終回で見せつけられた。
そもそも8-2になった直後の回に1点、その次の回にも1点取っている、これが素晴らしい。これこそが、あの「最後まで諦めない」最終回への道しるべ。
自らで示した「諦めない」姿勢を、自らで歩んで、逆転の一歩手前まで追い上げ。
誰から示されたわけでもない、自分たちの道。最初は踏みしめつつ、最後は猛ダッシュでその道を駆け抜けようとした。
あいにくその道の先に勝利は転がっていなかったけれど。

もう、9回は興奮して興奮して……たまらんかった。椅子の上に立ち上がりながらテレビ見てたわ。
笑う門には福があるというけど、日本文理は「どんな状況でも笑顔をたやさないように」とベンチを盛り上げていたそうだ。
9回で6点負けているという状況でも笑顔で声援を送るベンチは、見ていて悪い気はしなかった。
それでもって、あの猛攻。
今まで中京を支えていたエース堂林は、もうヘロヘロ。二番手も勢いに飲まれて止めることができない。
最後のバッターの当たりも、完璧にバットの芯で捕らえた当たりだった。あと1m、左右に打球がズレていたら同点になっていただろう。
それぐらいに、9回の攻撃は惜しかった。

試合が終わって、日本文理のナインはみな力を出し切った笑顔。それに対して堂林は嗚咽を堪えきれないほど泣いていた。
その対比も、この決勝らしくて良かった。
同点に追いついて欲しい、追いつかなくて残念という思いは消えないけど、今年の決勝は素晴らしいゲームで感動したよというお話でしたとさ。

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