【後編】仲木戸駅が京急東神奈川駅になるっていうんで、20年住んだ私の厳選グルメ10選 (2/2)

2019/02/08

グルメ ローカルネタ

誰トク超ローカルグルメ情報の後編です

さぁ、今日も誰トク東神奈川民による地元密着グルメ情報エントリを書いていくぞぉー!
元東神奈川民による東神奈川/仲木戸/反町エリアのグルメ情報後編でっす。

前編はコチラ↓


仲木戸駅の目の前にあった共同住宅は、いまやついに取り壊されてマンション建設の真っ最中。そのマンション名も、なんと先手を打って「BrilliaTower横浜東神奈川」なのであります(なお、すでに完売! すげぇ……不動産ニュースサイトを参照すると価格帯は 6000万円半ば~8000万円前半。世の中、有るところには有るんだねぇ……)。
再開発で新しくマンションができます
再開発で仲木戸駅前に新しくマンションができます。
でも商品名は「BrilliaTower横浜東神奈川」


6. 蕎麦源

昼だけじゃなく夜も楽しめる蕎麦屋

今度は和風にお蕎麦屋さんの紹介。
反町駅のほど近くにあるこのお店、夜はお酒を出す蕎麦居酒屋的な店。
夜は夜で、照明を落として雰囲気が良い店なんだよね。焼酎と日本酒、おいしい焼鳥やらもあるのでゆったり飲むのにも適してる。

狭い店なので、夜にふらっと行ったら満席になっているかもしれない。結構カップルとかおっちゃん 2 人とか、そういうお客さんが夜多いイメージ。

でも私は主に昼に行ってました。理由は……

しかし私がもっぱら利用していたのは昼。
安い!
大盛無料!
つまり、もりそば大盛400円ってこと。
えー、すごいやすーい。
富士そばのような価格帯!
蕎麦源ざるそば
蕎麦源 ざるそばだと ¥480


これだけ書いたら「質より量の店ね」と思う人もいるかもしれないけども、この蕎麦の味がなかなかにうまい

元々僕は蕎麦たべる為に奥多摩まで行くぐらいに物好きな蕎麦っ食いなんだけども、ここの蕎麦はかなりうまい部類に入ると思う。
いや、そりゃ奥多摩の方がうまかったよ。それは認める。断然奥多摩の方がうまい。
でもここ、反町だぜ? 横浜の目と鼻の先だよ?
そこで、たった 400 円の蕎麦が「喉通るときに少しふわっと蕎麦の香りがする」みたいな感じで楽しめるんだぜ。

「安くてウマい」からコストパフォーマンスが良いって言えるんだろう

これこそが「コストパフォーマンス」だろう。世の中なんでもかんでもコスパコスパ言うせいで、今やコスパは嫌いな言葉になってしまったけども。
富士そば食って「コスパさいこうwwwww」って言ってるヤツ見てたらさ、そりゃ嫌いにもなるだろ。
蕎麦源食って「コスパ最高!」と、俺は言ってやりたいね。

ここの蕎麦は、うまい。
そしてコストが、安い。
蕎麦好きの僕がオススメするんだから間違いない。東神奈川で蕎麦が食べたくなったら、迷わず蕎麦源!



7. 天ぷら 八勢

今度は打って変わって安くはない店

グルメ情報前編でも「イツワ製麺所」「イタリア料理ヴェルデ」を取り上げたけど、この神奈川区役所近辺エリアから再びピックアップ。今度は蕎麦に続いての和なお店。
なんとこのお店、「八勢」と書いて「やせ」と読むらしい。この紹介記事を書くために Web 調べてたらぐるなびに書いてあった。ビックリ。今初めて知った。今のいままで「はっせい」だと思ってたわ……。



東神奈川は駅前よりも区役所近辺が狙い目

しかし東神奈川は面白い街だね、駅前じゃなくてこの区役所周辺においしい飲食店が点在しているんだよね。
そもそも東神奈川って駅前に飲食店があまり無いんだよね。
元々工業とか問屋とかの町だったので、旧問屋街みたいな所に飲食店があり、それが今でも残ってる、みたいな感じで反町公園付近に固まってるイメージがある。まぁあくまでイメージなんだけども……。

そんなわけで、この天ぷら屋も反町公園近辺。
横浜銀行アイスアリーナ(旧神奈川スケートリンク)と神奈川区総合庁舎のすぐ側なので、このエリアに行くのに迷うことは無いだろう。

天ぷらは値段が高いのでは……

確かにね、天ぷらは値段高いもんだよね。東神奈川の駅ビルに入ってる「てんや」だって、やっぱ 1000 円弱取るもんね。
しかし、そう考えると八勢は天ぷらの割にリーズナブルな価格帯。
ランチなら 1000 円以下で食べられる。
夜でも「天ぷら定食 梅」は 1365 円。


どうしても安く天ぷら食べたいなら、てんやで十分ってことになっちまうんだけど。
てんやって、そんなにバカにできないと思うんだよね。揚げてるから出来たてうまいし。
だけど、やっぱちゃんとした天ぷら屋で食べるのはそれなりにプラスがあると思うんだ。

長年やってるおっちゃんの揚げ具合が良い

ここはリーズナブルな価格帯なのに、ちゃんと天ぷら屋してるんだよね。
なんか他の店の紹介でも、似たような言葉遣い多いけども。
 
カウンターがあって、その内側でおっちゃんが注文のあった具材をパッパッパッと揚げ始めるんだよね、ちゃんと目の前で。
おっちゃん一人で調理担当なもんだから、腕は確かなのよ。衣がカリふわっとしてねー、具材は「ちょうど火が中まで通ったところですぅ」ってところまでキッチリ揚げたら、ぱっと網に乗っけちゃってね、さすが長年やってるだけあるね。
それなのに一番安い定食が 1365 円で食べられる。

こういうお店を紹介してドヤ顔したい

こういうおいしい天ぷら屋さんがあるっていうのに、なかなか住民でなければ存在を知り得ないよね、駅前に有るわけじゃないから。
東神奈川は地元民でないと、なかなか飲食店がどの辺にあるか分かりづらいんだよね。
パッと見て分かる高級店も無いし、駅前にファミレスも無い(数ブロック歩いて国道1号跨いで、ようやくガストが1つ)。
だからこそ「東神奈川地元民だから知ってる」みたいなのを書けるわけで、しかもこれ、したり顔で書けるから楽しいんだよなぁ。飲食店が少ないから逆に「俺、知ってんスよwww」って言えるじゃん。

というわけで、ひっそりと集まっている飲食店の中から、高付加価値な天ぷら屋さん。
「払った金額を上回る見返りがあった」
と感じさせてくれるので、この天ぷら屋もすごくオススメ。




8. 横濱港町ベーカリー玉手麦

またこのエリアか!

そんな声が聞こえてくる勢いで、区役所近辺の店を紹介しまくっているのだけれども。
実際半径 20m 以内のお店ばっかり書いてるからね、しょうがないね。
でもこの狭いエリアで、ちゃんと棲み分けできてるよね。いろいろなジャンルの食べ物屋さんがあるもんなぁ。

元有名ホテルのコックが作る自家製パン

なんでも元々横浜の有名ホテルで料理長をしていた人が始めたパン屋とのこと。
まだ開店してから2年程度だけど、なかなか調子はいいみたいでつい最近大きな改装工事をしていた。

最近こういう自家製パンのお店流行ってるけど、ここのパンもご多分に漏れずおいしい。

耳まで柔らかくておいしい食パンがマーベラス。といっても、ちょっと高い。まぁフジパン本仕込と値段比較して食うパンじゃねーんだが。

おいしいので、たまに買ってたなぁ。朝のコーヒーがおいしくなるんだよなー、ここの食パン食べてると。

当然食パンだけじゃない

食パンはとてもおいしいのだが、実のところここの主力商品は菓子パン類。レパートリーがなかなか豊富。
メロンパンもあれば焼きそばパンもある。ネズミをかたどったパンなど可愛らしいパンもある。
ただ正直に言おう。
上にあげたパン達は、ぶっちゃけ普通の味だ!あまりオススメしない。

真にオススメするのは、フルーツを使ったパン
洋梨のスライスが乗ったクリームパンとか、ブラックチェリーのパイあたりはサイッコーにうまい。フルーツ自体がめちゃくちゃうまい。
くるみパン、グリーンピースパン、そら豆のパンなども、具材とパンの味がめちゃくちゃマッチしている。
食べていると、たまに具材とパンの境目が分からなくなるぐらいにグラデーションが効いてる。
いや、ただ「くるみか、くるみじゃないか」ぐらいは分かるよ?さすがに。そういう揚げ足取ってドラゴンスクリューしてくる輩の話しているわけじゃーないんだ僕は。

一番のオススメ

もしここに寄る事があれば、ぜひ「そら豆のパン」を食べてみてほしい。
玉手麦公式画像から説明用に拝借
説明用に公式画像から拝借。
このパン!(たぶん)


名前からくるガッカリ感は一口目で吹き飛び、最終的にはもう一個買っておけば良かったと思うことだろう!




9. アジアン キッチン&バー 世話

すごいネーミングセンスだね……

店の名前から、どんな料理を出す店なのかサッパリ想像つかないかと思うけども、ここはインド・ネパール料理店。まぁつまりカレー屋だ。
最近東神奈川近辺ではインド料理店が増えてきているけど、私が知っている限りではココのお店以外はちょっとハズレだ。
その点このお店のカレーはおいしかった。あきらめずに地元カレー店巡りをし続けて良かった……。


安くて本格的、しかもナンおかわり無料!
ここのランチはなんと500円というブッ壊れ価格。あまりに安いせいで毎日食べてしまい、部屋の中がエスニックな匂いになってしまうほどのヤミツキレベル。

結局ネーミングセンスの話しちゃう……


しかし店のネーミングは何とかならんかったのか……。
たぶんここのカレー屋に日本人関わってないと思うんだよね。
昼も夜も、働いてるのは数人のネパール人と思しき人たち。日本語がうまいのは1人だけ。

席が空いてる時はテレビから韓国語のニュースが流されており、テレビの目の前でばーちゃんがじっと画面見てる。
このばーちゃん、実質的オーナーに違いない!韓国籍か北朝鮮籍か知らないが、きっとそういう関係のヤツだろう。

もはやネトウヨ発狂モンのカレー屋ではある。
朝鮮人の経営するカレー専門店で、店員はネパール人。日本語のアドバイスする人が身近にいなかったんだろなぁ……。

そんなこんなで、ネトウヨ発狂カレーは結構うまい。ここで一番うまいのはバターチキンカレーかなー。マトンカレーも捨てがたいが。
「ネトウヨ発狂カレー」がいくら語呂がいいとはいえ、お店でそれを言わないでいていただけると僕も無駄な罪悪感に襲われずにすむんで、よろしくどうぞ。




10. ガトーよこはま

オスマシした名前と相反する立地(横浜市中央卸売市場ど真ん中)

ちょっとオスマシして "gateau" なんて名乗っているが、このお店の正式名称は「つま正」なのです。
「つま正のチーズケーキ」だと洒落っ気がね、足りないからね。
元々「ガトーしらはま」って所で作っていたチーズケーキを復活させたのがこの「つま正」ってことらしいですわ。
詳細はコチラが詳しいです。
https://gateau-shirahama.com/legend-of-cheesecake/

インパクト重視のキャッチコピー

元々評判の良かったチーズケーキを復活させたから気持ちが大きくなったのか、キャッチコピーを「伝説のチーズケーキ」とするわけなんだけども。
いくらなんでも伝説はないだろ、伝説は。
でも他のワードじゃインパクトに欠けたんだろうね。
「幻」とか「復活」とか「甦る」とかだと、なんかすでに一度どこかで聞いた事あるようなのばかり。
そこでより強いキーワード「伝説」が選ばれたとは思うんだが。
やっぱ言葉が強すぎなんじゃないかなぁとか思ってしまうけども。

キャッチコピーはさておき味の話

まぁ伝説級かどうかはさておき、このチーズケーキはうまい。
まずチーズケーキのあの「チーズでございます」みたいな匂いがしない。
カリカリのパイ生地のような器と、まるでスフレのようなふわふわなチーズケーキ本体。
サクふわっとした食感は、なかなかにあとを引くものがあるんだよねー。

油っこい感じも一切ないので、紅茶だけじゃなくコーヒーでも全然いける。
コーヒー党の僕も、このチーズケーキとコーヒーの組み合わせには大満足なのである。

アクセスがちょっとね……

これ、本店が横浜中央卸売市場の片隅にあって、なかなか徒歩では行きづらい場所にある。
でも近辺は昨今「コットンハーバー」なんて名前をつけて新興住宅地として売り出してるので、歩けないような距離ではない。

横浜駅からベイクォーターを抜けて、川沿いに歩きつつ中央卸売市場方面に抜ければもうそこはつま正……もといガトーよこはまだ。
本店なら他の店舗と比較して 10% 引きの価格で売ってるし、店内で横浜の古ぼけた運河を眺めながらケーキを食べる事もできる。

一度食べてファンになったなら、ぜひとも本店を訪れてみるといい。

あ、そうそう、横浜駅からだけではなく、東神奈川駅や仲木戸駅からも同じぐらいの距離で到達できることを最後に言い訳として書いておこうかな。
一応「東神奈川エリア」だよってことで。




東神奈川の地元愛があるからこそのグルメ紹介

まぁ最初から書いている通り、まったくもって東神奈川近辺の人間以外にはウルトラ興味ねぇ話を書いてますが。
それを自覚しながらも、それでも一店舗一店舗説明が長くなってしまうのは、引っ越してしまった今でも東神奈川のことを愛してやまないためなんですよねぇ。
東神奈川のこういうお店を一人でも多くの人に愛して欲しい、なんて思いがあふれてしまいましてねぇ。

まぁ結局脱線しまくって本題に入るまでが長すぎるだけなんだけど。
とにもかくにも、東神奈川で食事というのは結構面倒なものなんですけど、少しでも途中下車したくなるような情報が書けたとすれば何よりでございます。
ぜひ足を運んでみてくだされされ。

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