ストーリーとかど―――でもいい。
戦場ヶ原ひたぎ、最高じゃねぇかって話です。
あまりに心の内角を高速シュートでえぐってくるこのキャラ設定。全盛期の盛田もびっくり。落合だったらブチギレるレベルのキャラ。
おっと、またあれですか。アニメの話に野球の話を乗っけてしまうんですか。同時にネタを理解する人は、相当稀有ですよ。
つまり盛田というのは横浜→近鉄で主に中継ぎとして活躍し、横浜時代は大魔神佐々木とのダブルストッパーコンビとして……。
あれですか、ネタが理解されないならば「そうだ説明してしまえばいい!」ってことですか。
別にそういう親切さは求められてないですね。分かってます。
とにかく、俺の中の「アニメキャラベスト1」に燦然と躍り出ましたよ、戦場ヶ原ひたぎ。
それまで逢坂大河(とらドラ)がベスト1だったんですけど、見事に抜き去りました。
あまりに豪快に抜き去ったので、今まで一切興味のなかった「原作ライトノベル」って奴も購入してしまうぐらいにハマりました。
ハルヒでもとらドラでも、原作には興味無かったのに……。ひたぎのためなら! なんだってできる!
だいぶ関係ない話だけども、あたくしは「そこに誰かが存在している」という実感を得られるものが好きなんですわ。
だから夜景、特にビル街の夜景が好きだし、ベイブリッジを渡る車のヘッドライトが好きだし、田舎を走る電車の車窓から見えるあぜ道とその上を歩く乳飲み子を背負った老婆が好き。
転じて、キャラクターもののスピンオフというかサブストーリーというか、そういう「本編では出てこない側面」みたいなのが垣間見えるものが好き。
古畑任三郎は好きだったので、派生商品の書籍を買ったりもした。それと同じノリで、今回は「化物語」の原作を買ったというわけです。
はい、長い割につまらん説明終わり。
原作読んで分かったのは、「アニメはものすげぇよくできてる」って事。
キャラデザも作画も演出もOP曲もED曲も、セリフ回しも遊び心も、すべてが原作に沿う形であり、なおかつ「映像エンターテイメント」として最高級の形でまとめられている。と思う。なぜか俺偉そう。
一番感心するのは、やっぱOP曲とED曲だなぁ。登場キャラクターにマッチしたいい曲を揃えた、という感じ。
まぁ静止画がやたら多い演出について、うがった見方をすれば手のぬき方がうまいとも言えるが、それのどこが悪い。視聴者を興ざめさせることなく手を抜くというのは、相当大変なことだろ。
ところで僕はライトノベルってものを毛嫌いしてて、今まで一度も触ったことも、立ち読みしたこともなかった。
でも今回はキャラクターに魅かれて惹かれてだったので、挿絵がいっぱい入っててコミックと見まごうような誌面構成を期待して購入。そしたら、意外と挿絵無いのね。っていうか一枚も文中の挿絵ねぇのな。なんか肩すかし。
そもそも活字を読むのが、ものすごい久しぶりだわ。
そこで俺の想像力の無さを認識するんだけど、キャラクターを文字で表現されても感情移入できない。簡単に言うならば、萌えない。
アニメとか漫画みたいに絵にしてくれないと、像が想像できないという……なんというゆとり。ゲーム脳。
いや、これは先にアニメ見ちゃったから画像としての先入観があるせいなのかな。よくわからんけど。
というわけで俺としては、演出も素晴らしい完成された映像としてアニメが最高かなと。
はやく化物語のシリーズ、傷物語と偽物語もアニメ化してほしい。このアニメのBDなら買ってもいい! もちろん後でBOXでだけど……。
2019/01/30 追記
- ほし: ★★★★★ (5/5)
0 件のコメント:
コメントを投稿