神奈川東部方面線で行きやすくなるエリアを可視化【人力ヒートマップ】

2019/02/09

ローカルネタ 鉄道

「神奈川東部方面線」って何?

神奈川東部方面線っていうのは、「相鉄都心直通プロジェクト」とも言われているやつで、相鉄-JR東日本の接続および相鉄-東急の接続を取るようにするヤツね。
それをひとまとめにして「神奈川東部方面線」と呼ばれているワケですな。
詳しくは Wikipedia 参照。
神奈川東部方面線 - Wikipedia


相鉄沿線民(特に二俣川以西に住んでる人)待望のこのプロジェクトなんだけども、まずいつ、どこが繋がるのか説明しましょ。




1. 相鉄JR直通線

これはもうすぐ実現する!

いつ頃完成するのか?っていう予定は相鉄のサイトに記載されている。
「2019年(平成31年)度下期」に完成予定とされているから、まぁ有り体に言って「2020年3月」という意味だーね。
つまり、あと1年ってこと!
これが出来ると、二俣川から新宿に行くまでの時間が猛烈に早くなる。
二俣川駅~新宿駅の所要時間が 60分 程度から 45分 程度になると公式で言われているわけで、これは嬉しい。
すでに西谷のトンネルは掘り終わっていて、あとは設備工事なんだと。
どこの工事がどれぐらい終わっているのか、工事現場写真などは直通線の公式サイトに詳しく載っていたりします。

この路線、そもそも品鶴貨物線を通るっていうのがアツいんだよなー。
いままで特定の特急で使うことがあった、っていう程度の貨物用線路を通って出勤できるなんて、最高に気分いいよね。

運行予想

相鉄-JR 直通線は、以下のように運行されるんじゃないかって言われてる。
  • 千葉方面への直通なし
  • 宇都宮線、高崎線への直通なし(10両車両はそこまで行かせない)

まぁ新宿より向こうに用事ないし、むしろ「寝てたら籠原」とかならない分良いとも言える。

あと1年も待たないといけないなんて、とても待ちきれないよ!
ワクワクが止まらない。


2. 相鉄東急直通線

こっちは4年後!

こっちは「2022年(平成34年)度下期」に完成と発表されているやつ。
なので、これも言い換えれば「2023年3月」という意味だね。
つまり、あと4年ってこと!
かなり便利になるので、頑張って掘りまくって欲しい。予定通りに工事が終わることを祈って毎日過ごします。

JRよりも東急直通が本命

実はこっちが本命なんだよね。
JR直通はピーク時、1時間に4-5本って言われてるのね。
でも東急直通はピーク時、1時間14本とか言ってんの!
こっちが本命なのね、って数字でわかっちゃう。

こっちはおまけに、新横浜に直接いけるというオマケつき。新幹線利用も俄然便利になってしまう。

でも東急東横じゃなくて目黒線直通だろう

まぁただ、この14本のうち東急東横線に乗り入れるのは少ないだろうなぁというのがもっぱらの見方。
今の東急東横の過密ダイヤに、さらに増発は厳しかろうと。しかし横浜方面からの便数減らしてまで相鉄直通を東横線に流すか?と言われると微妙。
なので目黒線直通がメインとなるだろうと。
ま、そういう見方が主流よね。

東横線と目黒線は接続取るだろうから、そんなに乗り換えなしにこだわる必要ないと思うな。実際田園調布あたりで同一ホーム乗り換えできるし。

目黒線直通となると、目黒線目黒駅の線路形状からして、折返しは現実的ではないらしい。
となると東京メトロ南北線と都営三田線直通運転される公算が高いとのこと。
南北線に乗り入れたら埼玉高速鉄道まで行くだろうね。「寝てたら浦和美園」ってのなら有り得る話。

今相鉄が「東急規格」として作っている20000系で全部に乗り入れ可能なんだろうか?よく知らないけども。

運行予定

相鉄-東急直通線は、以下のように運行されるんじゃないかって言われてる。
  • 東急目黒線直通
  • 相鉄・東急・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線直通
  • 相鉄・東急・都営地下鉄三田線直通
  • 東横線直通運転は、ラッシュ時は行わない。
    ※東急は方向別ホームになっているので乗り換えは簡便

結局、どの辺に行くのが便利になるの?

ツールを使ってキレイに出力……したいけど……

でもどこに行くのか便利か分かりづらいよね
確かに便利になるのはわかるけど、いろんな路線に接続があるから「どの辺にいくのまで便利になるの?」って感じしない?
まぁ俺はするんだけど。
んじゃ真面目にヒートマップツールつかって、どこに行くのにどれぐらい便利になるのか塗り分けてやろうとか思ったわけ。
Google Map にヒートマップレイヤ表示される JavaScript とかあってさ、すごい便利にキレイなヒートマップが表示できるんだよ。

だけど、緯度経度入力するのがとんでもなく面倒くさい! 駅の緯度経度を調べて、入力して、配列化して、そこに到達する時間調べて……って、そんなの調べてたら先に JR 直通線開通しちまうわ!

なので結局手でぬりぬり

というわけで、ものすごーーく簡単にイメージを沸かせるため、人力でマップをぬりぬりしてみた。
「データの視覚化」ってやつだよね。今はやりのね。「見える化」って言われるやつ。
そう、なんとなく視覚的に伝わればいいんです、方法は問わないんです!
言い訳は十分したかな? もうこれで責められないかな?

二俣川駅を起点として、到達時間別に塗り分けてみたよ!
赤い方が早く着く、青い方が遅く着くってことね。

こっちは神奈川東部方面線ができる前(つまり今)。
神奈川東部方面線before
神奈川東部方面線 before
【人力ヒートマップ】
そして、神奈川東部方面線ができた後の予想!
神奈川東部方面線after
神奈川東部方面線 after
【人力ヒートマップ】




どうですこの低クオリティ!
いや、だってさー、データ作成するの大変すぎるじゃん?

でも、なんか俺の言いたいことが分かってもらえると思うんだけども、とにかく都心に移動する方向がすこぶる便利に、早くなるってことなのよ。
二俣川から新横浜に出るのがめちゃくちゃ早くなるので、横浜線沿いへの移動も早くなってる。地味に新幹線で小田原に出るのも早くなるので、ちょっと塗り替えてる。
芸が細かいね! いや、すいません、低クオリティなのは自覚してます。

 早くできるといいね、神奈川東部方面線。

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